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マルイの出店サービス OMEMIEとは?

中野マルイ外観
OMEMIEロゴ

この記事は、スペース探しから契約までをオンラインで完結できるマルイの出店サービス「OMEMIE」の担当者が監修しています。
商業施設への出店に関して、よくある疑問点やわかりにくい点を解消し、スムーズな出店をサポートいたします。

監修:OMEMIE編集部

執筆者の写真OMEMIE編集部

出店を通じて長崎の逸品の魅力をPR・販促拡大

【イベント】商工会/PR・販促拡大/中層階スペース


長崎の逸品、店舗の様子

DATA


ブランド:長崎の逸品

業態:物販

社名:長崎市北部商工会

出店目的:逸品のPR・販路拡大

出店店舗・フロア:博多マルイ 4階 コンセプトショップス


目次



はじめに


今回は博多マルイにイベント出店いただいた長崎市北部商工会の小林さまにインタビューをさせていただきました。


長崎の地域事業者さまを中心に経営に関するアドバイスや支援を行う中で、マルイにイベント出店することになった経緯や複数回の出店につながったポイント、出店する上で工夫したこと、苦労したことについてお伺いました。


この記事のポイント


  • 複数回の出店を重ね、わかってきた売場作りの改善方法

  • イベント出店におけるマルイのサポート体制


出店に至った経緯を教えてください


地域事業者の課題である販路拡大に向けた出店


地域の事業者さまにとって、一番の課題は販路拡大です。その地域ならではの自慢の逸品も限定的な販路だけでは売上につながりません。


商工会では事業者さまにより沿った経営支援やアドバイスを行う際に、より多くのお客さまの目に触れ、販売できる場所を開拓していく必要があると考え、出店に至りました。


博多マルイを選んだ理由を教えてください


長期間の出店が可能。販売スタッフ・什器まで完備されたスペースがあったことに魅力を感じた。


福岡で開催されている食の事業者を対象としたBtoB向けの商談会にて、マルイさんの担当者とつながったとことが最初のきっかけです。


今まで商業施設の出店経験はありませんでしたが、マルイさんで出店させていただくことで事業者さまの販路拡大の課題が解決できるのではないかと考えました。


元々物産展など、BtoC向けの催事は定期的に行っていました。


物産展は開催期間が短く、1日あたりの売上インパクトは大きいです。


しかし商品によっては長期間販売できる場所の確保も必要だと感じていました。


また、1つの商工会からは決まった社数しか出店できないため、1社あたりの会場費、人件費や販促費が高くついてしまうことがあります。


物産展では中々できない約1ヶ月間の長期出店がリーズナブルな金額でできること、またマルイさんのコンセプトショップスは販売スタッフや什器が完備されており、設営の部分でもサポートがあったお陰でスムーズな出店につながったことが大きな理由です。



出店する上でのチャレンジングな取り組みはありますか?


商業施設でのイベント出店そのものが新たな挑戦


初めてマルイさんに出店させていただいた際は、商業施設でのイベントがどういうものか右も左もわからない状態での出店でした。


商工会としてはどういう売場を作り、誰に販促をかければよいのか。


お客さまにとってどんなものが求められていて、どんな商品が売れるのか、試行錯誤を繰り返しながらの出店だったこともあり、商業施設でのイベント出店そのものが新たな挑戦でした。


規模を拡大し他の団体も巻き込みながらの出店


直近は支援事業者さまの規模を拡大し、長崎県内の8つの団体12エリアの逸品を集めて出店しました。


初めて出店した際は長崎市北部商工会としてイベントをさせていただきましたが、他の団体にもお声かけをし、連携しながら規模を拡大。


商品の数を増やして、長崎の魅力を最大限お伝えできるように努力しました。



出店する上で苦労したことはありますか?


集客販促と売場作り


出店する上で最も苦労したことは販促プロモーションと売場作りです。


建物の立地としては申し分ないのですが、出店させていただいた場所が4階のイベントスペースだったこともあり、1階や2階に比べて、お客さまを呼び込むのが難しかったです。


初めて出店させていただいた際は、マルイさんのホームページにイベントの告知をしていただきました。


しかし自分たち独自の販促プロモーションが企画できなかったことが反省点です。


前回の反省点を踏まえ、PR TIMESの活用やマルイさんのデジタルサイネージやSNS活用させていただきました。


2階には福岡県商工連合会アンテナショップが出店しているので、ビラを作成して置いてもらったりと工夫したことで集客にもつながりました。


また、西九州新幹線開業1周年にちなんだノベルティを作成し、2000円以上購入いただいたお客さまにお渡ししたことで単価UPにも結びつきました。


複数団体の商材の魅力が伝わる売場作り


売場作りでは過去のBtoB商談会のレイアウトや物産展のような大量の商品をさばくための売場作りには慣れていましたが、今回のように複数の団体の商材がある場合にどういった売場作りが最適なのか迷いました。


今回の出店については現在商談会でのブース作りなどにおいて連携している企業さまに売場作りやプロモーションをお願いし、事業者さまとお客さまにとって見栄えが良く、手に取っていただきやすい売場を実現することができました。



出店してみての感想


リアル店舗での新規客へのアプローチが、長期的なECサイトでの販売につながると実感


前回は長崎市北部商工会のみで出店し、販促プロモーションが足りておらず集客において苦労しました。


ですがイベント出店したことで、今まで出会うことができなかった新しいお客さまにアプローチすることができました。


今回は規模を拡大し、団体数・商品数が増えたこと、課題となっていた販促プロモーションにも力を入れたことで、前回の売上を大きく上回る4倍ほどの実績になりました。


イベント出店期間中の売上だけでなく、接客の中でECサイトの紹介も行ったことで、長期視点でみたときにECの売上につながる見込みがあることも実感できました。



出店のサポートについて


マルイスタッフの販売サポートを通じて、お客さまの声やニーズを収集


博多マルイ4階のコンセプトショップスは販売スタッフ・什器完備のスペースで、マルイさんのスタッフが接客してくださることが大変ありがたいです。


営業担当の方をはじめ、販売スタッフの方のサポートがよかったこともあり、リピートして出店させていただきました。


事業者さまをはじめ商工会のメンバーは接客に不慣れです。


一方でマルイのスタッフさんなら販売経験が豊富のため、安心して販売をお任せできます。


ノベルティのご案内などもしっかりしていただける他、お客さまの声やニーズを聞き共有してくださるので、今後の商品の改善や新商品開発に活かすことができます。


日々の売上レポートを活用し、事業者さまへのフィードバックが可能


事業者さまごとに、どの商品が何点販売されたのか日々の売上レポート把握ができるため、各団体のメンバーが確認し、事業者さまへのフィードバックに活用させていただいています。


次回の出店に向けては、イベント期間中にお客さまの反応を見ながら商品を入れ替えることが実施できると良いと感じました。


今後は博多以外の店舗でも挑戦させていただきたいと思っているので、来年以降ご相談させていただきたいと思います。



まとめ


今回は長崎市北部商工会の小林さまにインタビューをさせていただきました。


長期的な視点で事業者さまの支援を行っていきたいという想いから取り組みがスタートし、長崎の逸品の認知度向上や売上規模を拡大できたことで、複数回のご出店につながったのだと思います。


全国各地にある商工会や事業者の方々にとって、今後の新たな販路拡大に向けての出店事例、大変参考になるお話でした。


※実際に出店いただいたスペースは現在出店の募集をしていないため、下記の”今回のスペース”には博多マルイの別の区画を掲載しています。



今回のスペース


博多マルイ外観

博多マルイ・2階 カレンダリウムF05 店内入って直ぐの好立地。簡易調理も可能なため、洋菓子や軽食など食物販のポップアップスに最適なスペースです。


出店事例

出店を通じて長崎の逸品の魅力をPR・販促拡大

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