集客率を上げるポイントは?具体的な施策や失敗の原因を解説
- OMEMIE編集部
- 2月7日
- 読了時間: 8分
更新日:3月31日

店舗の売上拡大を目指すには、集客率を上げて、多くのお客さまに店舗へ訪れてもらうことが重要です。集客率を意識してマーケティング施策の効果を見直し、改善していくことで、効率的に集客をしましょう。
この記事では、集客率が悪い原因や集客率を上げるポイントのほか、集客率をアップさせるための具体的な施策を解説します。
┃目次
┃集客率とはマーケティング施策によって集客できた割合のこと
集客率とは、集客のために行った広告やSNS戦略などのマーケティング施策によって、来店につながった割合のことです。
店舗運営では、さまざまなマーケティング施策により、店舗へ集客し、来店者数の増加を目指します。どれだけすばらしい商品を取り扱っていても、お客さまに来店してもらわなければ、売上にはつながりません。集客に失敗している場合、売上を拡大していくことは難しいでしょう。来店者数が伸び悩んでいる場合は、マーケティング施策を見直して、集客率を高めなければいけません。
ただし集客のためのマーケティング施策には、コストや労力がかかります。効果的に集客率を上げるには、来店者数が伸び悩む原因を知り、店舗に合った施策を実施することが大切です。
┃集客率が悪い原因は?
集客率を高めるためには、自店舗の問題点を知る必要があります。集客率が悪い主な原因は下記の通りです。心当たりがないか、チェックしてみてください。
ターゲットに向けた集客活動ができていない
集客率が悪い原因の1つは、自店舗のターゲットに向けた集客活動ができていないことです。ターゲット層ではない範囲にまで集客活動を行っても、コストがかさむばかりで売上にはつながりません。
例えば子供服のチラシを単身者向けの集合住宅に配布しても、集客は見込めないでしょう。商圏内だからといって闇雲に集客活動をしても、集客率は上がりません。
自店舗のターゲットについての考え方や、ターゲットに合うマーケティングの実施方法については、下記の記事で詳しく解説していますのでご覧ください。
お客さまのニーズを把握できていない
お客さまのニーズを把握できていないと、的外れなマーケティング施策を打ち出してしまい、集客につながりません。お客さまが自店舗の商品やサービスをなぜ選んでいるのか、的確に把握できていなければ、お客さまの心に響くアプローチはできないでしょう。
競合調査ができていない
競合調査ができていないことも、集客率が悪い原因です。自店舗の強みや弱みを客観的に把握するためには、競合調査が欠かせません。効果的に集客をするためにも、競合店にはない強みを打ち出す必要があります。競合調査を行わずにマーケティング施策を実施すると、自店舗をうまくアピールできず、集客の効果が薄れてしまいます。
例えば安さを売りにしたチラシを大々的に配布したにもかかわらず、競合店に価格で負けていた場合、集客の効果は期待できないでしょう。
集客で活用する媒体が適切ではない
集客に失敗する原因には、集客で活用する媒体が適切ではない可能性も挙げられます。集客のための情報発信は、SNS、チラシ、DM、広告など、さまざまな媒体を通して行います。しかし利用する媒体がターゲット層と合っていないと、来店を見込めるお客さまに情報が届きません。
┃集客率を上げるためのポイント
次に集客に失敗する原因を解決し、集客率を上げるためのポイントをご紹介します。下記を意識して、マーケティング施策に活かしましょう。
集客目標値を設定する
集客のための施策を取る際は、集客目標値を設定することが大切です。具体的な目標を設定して達成率を確認すれば、施策ごとの効果がわかるため、マーケティング施策に活かせます。
なお集客の目標値は、売上目標から逆算して求めます。現状の客単価と購買率を計算し、売上目標を達成するために必要な来店者数を算出しましょう。
詳細なペルソナを設定する
集客率を上げるマーケティング施策を練る際に重要なことは、ペルソナの設定です。ペルソナは、ターゲットとなるお客さまの人物像を想定し、詳細に設定しなければなりません。
「若年女性」といった曖昧な設定ではなく、「26歳女性・都内大手商社の子会社勤務・パートナーと二人暮らし」など、具体的に設定することが大切です。趣味やライフスタイル、価値観など、直接商品やサービスに関わらない部分についても決めていきましょう。詳細なペルソナを設定してマーケティングの軸にすることで、一貫した施策を実施できます。
■ペルソナ設定のイメージ

ペルソナのニーズを掘り下げる
ペルソナを設定したら、ペルソナのニーズを掘り下げ、施策を検討しましょう。ペルソナが利用しているSNSや好感を抱きやすいキャッチコピーなどを検討していくことで、一貫したアプローチが可能になります。
商品・サービスのセールスポイントを見直す
集客率を上げるためには、自店舗の商品やサービスのセールスポイントを見直すことも大切です。自店舗のセールスポイントは、お客さまの需要を踏まえ、客観的に考えなければなりません。開業当初に定めたセールスポイントが実状と乖離していく可能性もあります。集客率が悪い場合は、自店舗のセールスポイントを見直す必要があるでしょう。
競合調査を行う
競合店の価格帯や商品特性、サービス内容、ブランドイメージ、客層、広告手法、強みと弱みなどを分析して、自店舗と比較しましょう。業界内における自店舗の立ち位置を踏まえて差別化を行い、他店にはない魅力を発信すれば集客率を高められます。
┃集客率をアップさせるための具体的な施策
集客率を高めるためには、どのような施策が有効なのでしょうか。ここでは、集客率をアップさせるための具体的な施策をご紹介します。
店舗の外観、内装を見直す
集客率を高める施策の1つは、店舗の外観や内装を見直すことです。近年、WEBサイト上で事前にお店をチェックしてから来店するケースが増えています。外観と内装は、口コミサイトやSNSなどに掲載される場合が多いため、店に行ってみたいと思わせるデザインを意識するのがおすすめです。
店舗の外観や内観を見直す際は、ペルソナのニーズを踏まえ、魅力的な店舗デザインを検討しましょう。
マーケティング施策を見直す
マーケティング施策の見直しも、集客率に影響します。広告や情報発信は、ターゲットまで届いて興味を持ってもらえないと意味がありません。現状のマーケティング手法を見直し、お客さまにとって魅力的なアプローチ方法を取る必要があります。
例えばSNSを活用したマーケティング施策を実施する際は、継続的に情報発信をすることが大切です。SNSでは、更新日時が表示される場合も多いため、最終更新から間が空いていると、マイナスイメージにつながってしまいます。SNSでの施策を行うのならば、更新頻度を見直すなどして、効果的に実施する必要があるでしょう。
リピートしてもらうための施策を行う
集客率を高めるためには、一度来店したお客さまにリピートしてもらうためのアプローチも重要です。次回利用できる割引券やサービス券の配布、ポイント制度の導入など「リピートしたい」と思わせる施策を検討しましょう。
┃マーケティング手法を見直して集客率を高めよう

集客率を高めるためには、ターゲット層に合った方法でアプローチを行うことが大切です。マーケティング手法を見直して、集客率アップを目指しましょう。
またターゲット層に合った出店場所を見極めることも、集客につながるポイントです。ターゲット層が訪れる、集客力の高い商業施設であれば、一定の集客を見込めます。今後店舗の拡大を目指している方や、これから開業予定の方は、アクセスの良い商業施設を候補に入れてみてはいかがでしょうか。
マルイ・モディは、人々が多く集まるターミナル駅の近くに多くの店舗を構える商業施設です。店舗ごとのWEBサイト上や、グループ会社が発行するクレジットカード「エポスカード」の会員向けに、集客活動を積極的に行っています。そのため自店舗で実施する施策と併せて、集客に活用できます。
マルイ・モディへの出店を検討される際は、オンラインで出店サポートや相談を受けられる『マルイの出店サービスOMEMIE(おめみえ)』までお気軽にご相談ください。
『マルイの出店サービスOMEMIE(おめみえ)』は、マルイ・モディ店舗への「出店の検討に関するお問い合わせ・出店サポート・契約手続き」までが、オンラインで完結できるマルイ独自のサービスです。
常設店はもちろん、短期間のPOPUP・イベントの出店も可能です。食・ファッション・インテリアをはじめ、ライフスタイルサポートに関するサービスや、アニメ・ホビーなど幅広いカテゴリーの出店を募集しているため、ぜひお気軽にお問い合わせください。