オフラインの体験型・対面型プロモーションを通じたファンづくり
- OMEMIE編集部
- 2023年5月23日
- 読了時間: 5分
【イベント】製品PR/新規顧客獲得/ターゲットに応じたスペース選び

┃DATA
ブランド:カゴメ野菜ジュース
業態:サブスクリプションサービス
社名:オイシックス・ラ・大地 株式会社
出店目的:新規顧客獲得
出店店舗・フロア:錦糸町マルイ1階(店頭)
┃目次
┃はじめに
今回はマルイの複数店舗にて継続的にイベント出店いただいているオイシックス・ラ・大地 ソリューション事業本部の中川さまにお話を伺いました。
自社で展開しているサブスクリプションサービスのノウハウを活かし、クライアントさまの新規顧客やファンの獲得に向けた取り組みを行っています。
オフラインである商業施設やターミナルで体験型・対面型プロモーションを実施する上での場所選びや出店の際の目標設定や見るべき指標など、今後初めてリアル店舗へ出店する事業者の方々にも参考になるポイントが満載でした。
┃この記事のポイント
出店場所を決める際のターゲットとトラフィック
お客さまの流れに合わせて作る空間づくり
出店後の振返り、出店時に見ている指標とは
┃出店場所を決める際のポイントがあれば教えてください
トラフィックや商材のターゲットに合うか
オフラインの出店場所としては商業施設をはじめ、百貨店や駅ナカ、スポーツクラブなどの多岐に渡る場所で出店しています。
出店する際はトラフィックの量や商材のターゲット層に合いそうな場所を見つけてチャレンジをしています。特にマルイさまはターゲット層である20代~50代の女性が多くいらっしゃることから出店する決め手になりました。

┃出店時の空間づくりのポイントはありますか?
お客さまの反応を見ながら空間づくりを変える工夫
店舗によってスペースに限りはありますが、まずは目に入り、その中でいかに立ち止まっていただき、お話できる環境がつくれるかを第一に考えています。
過去に出店したことがある場所でも、お客さまの流れが変わっていたりするので、初日に流れを観察しながらブースの向きだったりPOPの位置なども変えたりしています。
そのため出店初日と最終日では大きくレイアウトが変わっていたりすることもあります。
使用する什器についてはクライアントさまから指定されたものが基本となるため、商品の陳列方法メインにお客さまの反応を見ながらレイアウトを変えたりしています。


┃マルイに出店してみて感じたことがあれば教えてください
無理のない金額で出店できる料金体系、出店するまでの細かいサポート
複数店舗に出店してみて感じたことはスペース出店料がリーズナブルだと感じています。
通常2回目以降は出店料を上乗せして出店しませんかと声をかけていただくことが多いですが、出店料がOMEMIEのサイト内に掲載されているので、無理のない金額で出店できます。
また、事前準備がスムーズに行えるように担当者の方がこまめに連絡をいただけることです。
本来はこちらからアプローチをかけていくところが多いのですが、スペース出店料の振込のご案内や、運営までのスケジュールや段取りなども細かくサポートいただけるところが良かった点です。
新しいスペースが出た際の通知機能があるとよい
一方で欲を言えば、OMEMIEで掲載しているスペースがもっと増えるとよいと思っていますし、空きスペースが出たら通知が来たりするとありがたいと思います。
┃出店後の振り返りや次回の出店に向けて設定する指標はありますか?
パフォーマンスの良し悪しやロケーションのポテンシャル、リピートの可能性を探る振り返り
出店後は基本的に月に1度、現場を担当していただく会社さまと反省や改善点を振り返る時間を作らせていただいています。
そこでパフォーマンスの良し悪しやロケーションのポテンシャルやリピートの可能性を探っています。
CPA(顧客獲得単価)やCPO(顧客獲得費用)
コストパフォーマンスの良し悪しについては、数値でいうとCPAやCPOを見ており、ロケーションにかかった総費用(人件費や交通費なども含む)÷獲得できた件数の数値です。
出店する中で獲得件数が多くなくても費用が下がればCPA・CPO共に下がりますし、逆に獲得件数が多かったとしても費用が高ければパフォーマンスが悪いこともあります。
その中でマルイさまは値段がリーズナブルということもあり、コストパフォーマンスが高く、リピート出店につながっています。

┃まとめ
今回は継続してマルイの複数店舗にイベント出店いただいているオイシックス・ラ・大地の中川さまにお話を伺いました。
撮影時は出店いただいている店舗に伺わせていただきましたが、売場づくりだけでなくスタッフの方のご案内や丁寧な接客、試飲の提供など様々な工夫をしながらファンの獲得に向けて取組んでいる姿勢が伝わりました。
また、出店後に振り返りをしっかり行っているからこそ、高いパフォーマンスを発揮できているのではないかと感じました。
※実際に出店いただいたスペースは現在出店の募集をしていないため、下記の”今回のスペース”には錦糸町マルイの別の区画を掲載しています
今回のスペース

錦糸町マルイ・1階 カレンダリウムF04 上りエスカレーター正面の好立地。背面が高く横に長い売場のため、多くの商品を見せることができるスペースです。