【常設】スイーツ / 認知拡大 / 居抜きスペース
┃DATA
ブランド:ぷ by honeybeeshop
業態:飲食
社名:株式会社ビーラインワーク
出店目的:認知拡大
出店店舗・フロア:なんばマルイ1階
┃目次
┃はじめに
今回は人気のクリームプリン「さきしまぷりゃん」を中心にスイーツショップのhoneybeeshopを展開している株式会社ビーラインワーク代表取締役の田中 香さま、専務取締役の田中 克幸さまにお話を伺いました。
軽飲食業態を出店する上での場所選びのポイントや出店する上で苦労したことを中心に語っていただきました。
┃この記事のポイント
居抜き区画で出店するメリットとは
店装を設計する上で注意しなければいけないこと
┃出店した目的を教えてください
さきしまのご当地スイーツをもっとたくさんのお客さまに知ってもらいたい
当社としてはイベント運営から飲食店まで幅広く事業を展開しています。さきしまエリアは大阪の中でもイベントが多く、昨年はG20や2025年は万博が開催される有名な場所です。
ご当地スイーツとしてさきしまコスモタワーに店舗を出店していますが、もっとさきしまぷりゃんを世の中をの人に知ってもらいたいという想いがあり、さきしまから出ていこうと思ったのがきっかけです。
┃なんばマルイに出店した理由を教えてください
1階の入り口に面した立地で、駅前広場も今後さらに発展していく部分に魅力を感じた
さきしまから出ていこうとしている中で、なんばエリアは若い方も多く、プリンを中心としたスイーツが受け入れられるのではないかと考えていた時に、商工会議所の紹介でマルイさんの担当者とつながりができたのがスタートです。
最初マルイさんというと洋服のイメージが強く、食を展開されていることを知りませんでした。
区画をご紹介いただき現調に伺ったところ、1階の入口に面しているフロアで前の駅前広場もこれから完成するということもあり、立地にとても魅力を感じました。
希望していた初期投資を抑えられる居抜き区画であったこと
出店するにあたって、立地も大事ですが、飲食業態を一番重要視しているポイントは居抜き区画(もともと存在した店舗で設備や内装が残っている状態)であるかです。
スケルトン(0ベース)の区画だとコストも時間もかかってしまいますが、初期投資を抑えてスピード感を持って出店できるメリットがあるため、区画探しについては全て居抜きで探しています。
なんばマルイに関しても居抜き区画だったということもあり、最終的に出店を決めました。
┃出店する上で苦労したことはありますか?
出店することが決まってからガイドラインの存在を知り、手戻りが発生
出店する上で一番苦労したのは店づくりの部分ですね。
居抜き区画は備え付けのものを使いながら、店装の看板については、お客さまから目を惹くようなデザイン、サイズ感で進めていました。
しかし出店することが決まってから施工関係の話がスタートし、そこで初めてガイドラインを教えてもらったため、図面のやり取りに時間がかかり、手戻りが発生しまいました。
施工のガイドラインに基づき規定のサイズに合わせることで無事に出店することはできましたが、出店を決める前の段階で施設や区画のガイドライン等についても知ることができていれば、さらにスムーズな出店につながったのではないかと感じています。
┃今回出店した中で新たな取り組みはありますか?
店舗にカメラを設置し、客層や売れ筋を把握して今後のメニュー開発に活かしたい
さきしまから離れて遠方での出店や、費用対効果を鑑みた人員の効率化、店舗にはカメラを設置したのも初めての試みとなります。
客層や売れ筋のデータの把握と共に、カメラを通じて私たちスタッフもお客さまの購買行動をキャッチアップすることで、日々の振り返りや今後のメニュー開発に活用していきたいと思います。
┃出店してみての感想
認知拡大につながる一方で、更に販促面に力を入れて売り上げを上げていきたい
大阪の中心地かつ、情報発信できるポテンシャルがある場所に出店させていただき、徐々にお店の認知も拡大してきていると感じています。
一方で自分たちが目標としている売上にはまだまだ届いていないところがあるため、商品の改善はもちろん、集客販促の面ではインフルエンサーを通じて店舗や商品の紹介をしながら、なんばマルイさんと一緒にお店を盛り上げていきたいと考えています。
区画の提案から施工まで親身なサポートで出店が実現しました
開発担当のYさんには大変お世話になりました。店舗や区画の提案から、条件交渉、店舗と連携まで、相談したことすべてに対して親身にお応えいただただきました。
今回特に苦労した施工については、間に入って調整いただいたことで出店が実現したと思っているので感謝しています。
┃まとめ
今回は「さきしまぷりゃん」を中心にスイーツショップのhoneybeeshopを展開している株式会社ビーラインワーク代表取締役の田中 香さま、専務取締役の田中 克幸さまにお話を伺いました。
居抜き区画はスケルトンの区画とは違い、出店コストをかけずにスピード感を持って出店できるお話や、店舗の施工時に気を付けたいポイントなど、今後飲食店を商業施設に出店したいと考える企業さまにとっても非常に参考になるかと思います。
今回のスペース
なんばマルイ
大阪「みなみ」の中核エリアで、今後さらに魅力の高まりと集客増が見込めるエリアに立地しています。